ASEANのユニコーン成長に期待

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東南アジア地域はシリコンバレーに次ぐユニコーン企業の誕生が期待される。活発な市場、スタートアップエコシステムの強化、豊富な人材などの条件がそろう。

■VC投資額、世界が低迷のなかASEANはプラス成長
先ごろジャカルタで開催された「Tech in Asia 2019」で、投資家は「東南アジアのスタートアップは世界経済の恩恵を受け、中流層の増加やGDP成長率がプラス要因となり、域内投資も成長を後押しする」との見解を示した。
 
プライスウォーターハウスクーパースおよびCBインサイツによると、第3四半期の全世界におけるベンチャーキャピタル(VC)投資額は前期比7%減で、北米地域でのVC取引件数が直近2年で最低を記録した。一方、東南アジアではユニコーン企業や将来有望なスタートアップへの投資の合意額が今年年初7カ月で約26億2000万米ドルに達した。DealStreetAsiaのレポートでは、今年年初7カ月で東南アジアの企業への投資やM&A(合併・買収)による投入資金は約151億8000万米ドルに上る。

■ユニコーン見据え投資が活性化
同地域におけるユニコーン企業は2018年までに10社に達し、今後5年間で増加を続ける見込みだ。代表例としてGrabやGo-Jek、VNG Corporationがあり、Tikiはその将来性が期待されている。フィンテックや電子商取引(EC)関連企業の成長は著しく、EC売上高は2020年に250億米ドルに上る見込みだ。急速な発展と投資の活性化により、多くの企業家が同地域での事業拡大を視野に入れている。

■消費者のITリテラシーが鍵に
Bain & Companyによると、インドネシアとベトナムは投資家の90%がシンガポールに次ぐ新興市場として注目している。また東南アジアは人口の64%が40歳未満でITリテラシーを備えフィンテックを使いこなせることも、テクノロジー系スタートアップの成長を助長すると予測される。

※本記事はソースの翻訳情報のため、内容が変更される場合もあります。正確な情報は大使館やベトナム政府の公式発表で確認ください。

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