タピオカブームは長期化? Z世代が牽引

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ベトナム市場はタピオカドリンクの激戦区で約100ブランドがしのぎを削っている。今年8月にはTen Renがベトナム市場からの撤退を発表し、Toochaが店舗を引き継いでトップのGongchaに挑むなど新たなステージを迎えた。

■タピオカドリンクブームの変遷
台湾発祥のタピオカドリンクは、2000年代初頭にベトナムで若者を中心に流行したが、2009年末に食品安全衛生上の問題がメディアに取り上げられるとブームは去った。
2013年、カナダ留学帰りの男女2人が台湾の有名タピオカドリンク専門店「Ding Tea」をハノイ市街地に立て続けにオープンし、新たなタピオカブームを全国に巻き起こした。
 
2017年には台湾やベトナムのタピオカブランドが続々と市場に参入し、KOI TheやGongcha、Royal Tea、Ten Ren、Phuc Long、TocoToco、Bobapopなどのブランドが「チーズクリームトッピング」や「黒糖タピオカミルク」「キャラメリゼミルクティー」などの新たなメニューで若者の心をつかんだ。
タピオカドリンクのブームは当初は短命で終わると見られたが、現在も新店オープン時などに行列ができる。

■ベトナムの市場規模
Euromonitorの調査によると、タピオカドリンクのベトナム市場規模は2016年で2億8200万米ドル、年間成長率は20%に上る。
またカンター・ワールドパネル社が実施した今年上半期の消費者行動に関する調査では、ホーチミン市内のドリンクスタンドで最も売れているのはコーヒー、2位がタピオカドリンクで5人に1人が2週間に1回購入することが分かった。

■Z世代がブームを牽引
1997年以降に生まれたジェネレーションZ(Z世代)はベトナム人口の約3分の1を占めており、タピオカドリンクのヘビーユーザーだ。カンター・ワールドパネル・ベトナムによると「タピオカドリンクは若者のライフスタイルに直結」しており、「他のアジア市場と同様、タピオカドリンク市場がさらに発展する潜在性がある」という。

※本記事はソースの翻訳情報のため、内容が変更される場合もあります。正確な情報は大使館やベトナム政府の公式発表で確認ください。

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