成果報酬型のベトナム人向けEコマース支援・代行サービス|詳細はこちら

【完全まとめ】ベトナムの就労ビザ・一時滞在許可証(テンポラリーレジデンスカード)・労働許可証(ワークパーミット)の取得方法・種類について


転職後、就労目的でベトナムに滞在するには、就労ビザまたは一時滞在許可証(テンポラリーレジデンスカード)が必要になります。

また、ベトナムで就労するには労働許可証(ワークパーミット)が必要になります。法律の変更がない場合にも、申請時に求められる書類や内容が頻繁に変更されるので、最新の状況を必ず専門家や代行業者にご相談ください。申請準備から受け取りまで数カ月かかるのが普通です。

◯就労ビザ

就労するためのビザは「LD」という種別です。労働許可証(ワークパーミット)の取得か免除申請の手続きが終わった後に申請ができます。1ヶ月、3カ月、6カ月、1年未満の種類があります。
ベトナム国内で申請すると、2年の期間がある就労のための一時滞在許可証の取得も可能です。

主なビザの種類
  1. DT:外国人投資家、外国人弁護士。
  2. DN:1 〜3カ月の短期間、企業を訪問する外国人。
  3. NN2:外国企業の駐在員事務所、支店の代表者、外国の経済組織、文化組織、その他の専門組織の代表者。
  4. DH:研修・学習のために滞在する外国人。HN:会議、シンポジウムに参加する外国人。
  5. LD:労働許可証(ワークパーミット)を取得し、長期間ベトナムで就労する外国人。
  6. DL:観光目的で滞在する外国人
  7. TT:DT、 NN2、 DH、LD などのビザが発給される外国人の配偶者、18歳未満の子弟。

◯一時滞在許可証

テンポラリー・レジデンスカードと呼ばれるものです。以前はパスポートサイズでしたが、現在はカードサイズです。
 
労働許可証(ワークパーミット)もしくは免除申請の手続きが終わった後にベトナム国内で申請して取得します。有効期間は最長2年ですが、労働許可証(ワークパーミット)の有効期限に準じます。有効期限の間は、何度でも 出入国可能です。

就労のために入国する場合の注意点
労働許可証(ワークパーミット)を取得後に一時滞在許可証を取得される場合には、ビジネスビザ(DN)からしか変更が出来ないので注意が必要です。そのため、ベトナムに入国する場合、DNビザの1カ月か3カ月を取得して入国している必要があります。
 
取得に際しては、事前にベトナム入出国管理局が発行する「ビジネスビザ発給のための許可証」の取得が必要ですので、就労されるベトナム企業に招聘状を取得してもらい、事前にベトナム大使館か到着時の空港で取得する必要があります。
 
家族と一緒に滞在する場合は、労働許可証(ワークパーミット)を取得される方のビザに帯同するビザ(TT)を申請することができます。帯同のビジネスビザで入国後にレジデンスカードの帯同ビザに切り替えることができます。帯同ビザ取得には、ご家族全員の戸籍謄本が必要ですので、日本で用意しておきましょう。

2015年1月の出入国管理法改正により、入国後のビザ目的変更が不可になりました。そのため観光ビザや、ビザなしで入国 された後にベトナム国内で一時滞在許可証への切り替えができません。

◯労働許可証(ワークパーミット)

ベトナムで外国人が就労するには、労働許可証(ワークパーミット)が必要になり、雇用する企業において大切な書類です。
最近では免除申請に該当する方も増えています。

注意点としては、労働許可証(ワークパーミット)の取得の場合と免除申請を行う場合、新規での取得か更新による取得かで必要書類が異なる点です。更新の場合、前回申請した際の内容が大切になる場合があります。

また、用意する書類取得に時間がかかる点、書類の有効期間、申請中のビザの種類や期間も確認が必要です。
求められる書類、審査方法に急な変更が起きるため、申請する前に最新の状況を必ず専門家にご相談してから書類取得に動きましょう。

書類の有効期限について
準備をしている間に各書類の有効期限が切れてしまうことがよ くあり、一度取得に失敗すると、また一から必要書類を揃え、新規で申請し直すことになる。専門家とよく相談し段取り良く進めましょう。

◯労働許可証(ワークパーミット)取得の条件について

労働許可証(ワークパーミット)には、「管理者」「専門家」「技術者」の3種類があります。この種類により条件が変わりますが、18歳以上、健康状態が良好、過去にベトナム国内外で犯罪歴がないこと、大学などの卒業証明書やベトナムでお勤めになる会社の業務内容とこれまでの経験を証明する書類の提出が基本的な条件です。

◯新規取得に新規取得に必要な書類 

申請に必要な書類はいろいろありますが、雇用される側が用意する一般的な書類に関して説明します。

①パスポート


労働許可証(ワークパーミット)の有効期限は最長2年です。盲点になりやすいのが、パスポートの有効期限です。

労働許可証(ワークパーミット)は有効なパスポートの番号が記載されるため、パスポートの有効期限が切れ、更新した場合には、労働許可証(ワークパーミット)も更新が必要となってしまいます。

まずは労働許可証(ワークパーミット)取得後すぐに更新とならないように、パスポート期限が1年未満の場合はあらかじめ切り替えをしておくと良いでしょう。

②無犯罪証明書

日本からベトナムへ就職する場合は日本で取得します。
申請は、居住している自治体の警察本部で申請します。

申請時に労働許可証(ワークパーミット)申請書などの提示が必要になることもあるようです。
ケースによって異なりますので、事前に警察のウェブサイトや電話で確認をしてから出向きましょう。代理人での申請はできません。

手数料は無料で、おおむね1 〜 2週間程度で受け取ることができます。
既にベトナムに居住している場合は、日本大使館および領事館でも申請が可能ですが、その場合期間が2 ヶ月程度必要になるため注意が必要です。

③卒業証明書

大学に卒業証明書を依頼すれば発行してくれます。
ウェブサイトで申請し、郵送で受け取れる場合もあります。

高卒の卒業証明書は教育委員会(自治体)の印鑑であるため、卒業証明書として認められませんが、雇用する企業で3年以上勤務したという実績で替えることができます。

各種専門学校卒業の場合、国家資格を有し各省庁の印鑑があれば認められます。大卒でなくても取得できる職種は「副社長」「管理職」「顧客管理の専門家」などがあります。

④在職証明書および職務経歴書

投資者の場合こちらの書類は必要ありませんが、以前の職場に「職種」「職務内容」「入社年月日」を記載した書類を作成してもらうことになります。

経験ある業務内容と申請するポジションが違うと説明を求められますので、必ず事前に専門家に相談をして進めましょう。

⑤健康診断書


上記②③④の書類は日本で用意したほうが便利ですが、健康診断書は、日本で取得するとベトナムで使えるようにするために、公証手続きが必要になり時間も費用も掛かってしまいます。

そのため、ベトナムの指定の病院で受診されるのが良いと思います。

【健康診断】労働許可証を取得に必要!?ベトナムで定期健康診断を受ける

⑥顔写真2枚(4cm×6cm。6カ月以内のカラー写真)

ベトナムの証明写真は「白背景」と定められている他、規定があるので事前にチェックしましょう。

必要書類について
労働許可証(ワークパーミット)申請と免除申請か、新規取得と更新の場合で必要書類が異なる。また、求められる経験についても、働かれる企業での職種や業種でも異なる場合がある。現地の専門家と最新の状況を見て相談し進めましょう。

◯労働許可証(ワークパーミット)の免除

法人の出資者や事業内容によっては、労働許可証(ワークパーミット)免除申請となる場合があります。

※本記事の内容は、2018年12月現在の情報です。

カテゴリー