外出先でSNS用の写真撮影を行うことは、若者たちにとってもはや習慣。写真撮影は景色の綺麗な場所に限らず映画館でも行われる。最近、館内に用意された撮影スポットや映画館の外で撮った写真ではつまらないと感じる若者たちが、よりクリエイティブな写真を求めて、スクリーンの前で撮影を行うようになっている。
映画の本編が終了しエンドクレジットが流れ始めると、彼らはスクリーン前に行き、エンドクレジットを背景にポーズをとって撮影する。巨大スクリーンを背景にした迫力ある写真がいくつかSNS上に投稿されると、誰もが簡単に真似できることもあり、これが一気にトレンド化。ここ数か月は多くの若者たちが、写真を撮ることを目的に友人と映画館に足を運んでいる。このトレンドに対しては賛否両論ある。
多くの人は、映画館でカメラを使用することは不適切だと考えている。「劇場内の暗い空間でのフラッシュを使用した撮影は他の客への迷惑となる」「多くの人に不快感を与える」「映画の本編が終わった後も余韻に浸りたいので、写真を撮る音やポーズをとる人たちに邪魔されたくない」「映画のなかにはポストクレジットシーンがある作品もある。撮影は周囲の人たちの迷惑となる」いう意見が多い。
一方で「写真を撮るのは普通のことで、誰にもまったく影響を与えない」「上映中に写真を撮っているわけではない。エンドクレジットに興味のある人は少ないので、この部分で写真を撮っても誰も気にしないだろう」という意見の人もいる。
編集ライターBảo
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