毎年若者の間では様々な言葉やフレーズが面白さを理由に多用され、SNSを中心に広がっていく。昨年ベトナムの若者たちに好んで使われた言葉とその意味を振り返る。
1つ目はかくれんぼでおなじみのフレーズ「Ú òa(いないいないばあ)」。ミスグランド・ベトナム2022のファイナルのステージで人気男性歌手Monoが、楽曲「Waiting for You」の振付に取り入れて以来、若者の間でトレンドになった。人を驚かせる行為に幅広く使用できることもあり「Ú òa」の瞬間を捉えたあらゆる短い動画がSNS上に多数投稿された。
2つ目はSNSで話題になった番組「2 Ngày 1 Đêm(1泊2日)」で、レ・ズオン・バオ・ラムが他の5人の共演者に対して使った「Hay ra dẻ quá à(スゴすぎる)」というフレーズ。これは「あまりにも良い」という意味の南部の方言から派生したもので、日常生活でよく使われる言葉である。Z世代は冗談で軽く誰かを批判する際にも使用する。
その他にも英語の「over」の意から行動が過剰なことを批判する時に用いる「Ô đề」、英語の「Let’s go」と同じように発音される「Gét gô」、「SOS」と同じ意味の「ét o ét」などが、SNSや実生活において多くの若者によって使用された。また年末には、遊び好きで借金を抱えていたり、よく問題を起こし親に助けを求めたりする若者を指す「Báo nhà(家庭新聞)」などの言葉も生まれた。
編集ライターBảo
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