ベトナムテレビ(VTV)が「FIFAワールドカップ2022」の放映権を獲得したことを先月26日に発表したことを受け、ベトナム国民のワールドカップ視聴への期待と熱がぐんと高まった。同時にLEDスクリーンやプロジェクターのレンタルサービスプロバイダーが値上げや予約受付終了などの動きをみせ、関心を集めた。
W杯の時期に向けて、 LEDスクリーンやプロジェクターのレンタルサービスプロバイダーならびにテレビを販売する家電量販店などは、在庫を蓄え注文数の増加に備える。ニーズの増加に伴いレンタルサービス業界は、W杯開催期間中は通常よりも若干高値で貸し出しを行っている。2.13×2.13mサイズのスクリーンの通常期のレンタル料は1日当たり約 30万VNDだが、W杯開催期間中の数日間におけるレンタル料は1日当たり最大50万VND程度になるケースもある。大容量スピーカーや周辺機器のレンタル料にも同様に値上げの傾向がみられる。スピーカーの通常期のレンタル料は1日当たり25万~40万VNDが相場だが、W杯開催期間中は1日当たり約5万VND程度割増されている。
ホーチミン市内のLEDスクリーンやプロジェクターのレンタルサービスプロバイダーに問い合わせたところ、W杯開催期間中は既にほぼ全品予約で埋まっているとのこと。普段は設備がなくてもW杯開催時にはプロジェクターやスクリーンを用意するカフェ、レストラン、パブなども多いので自宅ではなくお店で観戦するのもいいだろう。
編集ライターBảo
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