ビーチで偶然水難事故に居合わせた消防副士長が4人の命を救出|週末に読みたい!ベトナム時事ネタ帳

©Tuoi tre

4月10日、バリア・ブンタウ省のビーチに家族と来ていたドンナイ省警察消防救助局のタイ・ゴー・ヒエウ消防副士長は、岸から約30メートル離れた地点で助けを求める人々の声を耳にした。

誰かが溺れていると気付いたヒエウ副士長は、事故現場に泳いで向かい、要救助者を水から引き上げ、岸まで運んだ。その後も捜索を続け、海上で要救助者をもう1名発見したが、意識がなく手足も変色していた。人命救助訓練により応急手当の知識と技術を身に付けている彼は、要救助者を陸に運び素早く心肺蘇生法を実施しその命を救った。さらに行方不明者がもう1人いることを知り、ヒエウ副士長とバリア・ブンタウ警察の救助隊員らは捜索を続け、同人を発見したが死亡が確認された。

ヒエウ副士長は、救助を専門とする職業上、訓練は常に怠らないと話す。救助隊としてこれまでに何百もの事件や事故に遭遇し、深さ40mの井戸や、チアン湖などから遭難者を救助したことや、水難事故にあった友人を救った経験もある。彼にとって人を救うことは使命であり日常。偶然事故に居合わせたこの日も、当然のように良心と勇気を持って救助に向かった。

11日、グエン・スアン・フック国家主席は、多くの人命を救ったヒエウ副隊長の勇敢な行動を称賛。同日、ヒエウ消防副士長の消防士長への昇級が決定した。救助活動の様子はソーシャルメディアでも拡散されており、ヒーローの勇敢な行動を賛えるとともに、保護具非着用での遊泳の危険性の周知にも一役買っている。

編集ライターBảo
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探している。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます!

▶ベトナム時事ネタ帳記事は、毎週更新中!その他記事は、こちらから


カテゴリー