ホーチミン市サッカー連盟(HFF)は、Pham Yメディアコンサルティングと「テックボール(Teqball)」をホーチミン市内で発展させる契約を締結した。
創造性が高く、外的要因の影響が少なく、プレイヤー同士の接触がない分、怪我などの危険性も低いテックボールは、ベトナムで発展させるに適したスポーツと言えるであろう。ベトナムオリンピック委員会はテックボールの普及を願い、HFFに一台650〜1,200米ドル程度のテックボード2台とボールを贈呈。国際テックボール連盟は今後、テックボールの選手やコーチを育成するために、専門家とコーチをベトナムに派遣する予定だ。
テックボールは、元サッカー選手のGabor Borsanyi氏らにより2012年にハンガリーで開発されたスポーツ。両端が下向きに湾曲したテックボードの両側がらボールを打ち合い、20点先取したプレーヤーが勝ちとなる。プレーヤーはサッカー同様、頭、胸、脚、足でボールをコントロールする。それ以外のゲームのスタイルは卓球とほぼ同様だ。
アスリート、学生を中心にテックボール競技人口を増やし、テックボールグループやクラブ、テックボール協会を構築するのが HFFの目的だ。同競技が2028年のオリンピック競技プログラムに追加された場合に備え、ベトナムのテックボールチームを設立すること、そして将来的にテックボールが普及した際には、テックボールテーブルの製造技術をベトナムに持ち込むことも目標としている。
編集ライターBảo
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