食品大手KIDOグループは同社のF&B市場参入第一店舗目となるコーヒー、ミルクティー、アイスクリーム販売のチェーン「Chuk Chuk」のホーチミン市での出店を発表した。新型コロナウイルス流行の影響を受け予定より少し遅れての開店となった。
Chuk Chuk一号店は10月末、10区のヴァンハンモールにオープン。オレンジをメインカラーにした色鮮やかな店舗が目を引く。コーヒー、ミルクティー、アイスクリームに加え、ソルト&ペッパーグリーンマンゴージュース、ピンクティーなど、これまでどのブランドにもなかったオリジナルドリンクを特徴として売り出している。店名のChuk Chukは、タイで人気の乗り物Tuk Tukからインスピレーションを得たもの。便利でスピード感のあるイメージと、Chuk Chukといういかにも陽気でハッピーな響きで、対象とするセグメント、若者層の心を掴むことを狙う。
Chuk Chukの魅力は、ユニークなドリンクだけではない。アイスクリーム、フレッシュケーキ、ポップコーンなどの製品も販売し、あらゆる客層に多彩な選択肢を提供している。また店舗だけでなく、移動式の販売スタンドも展開することで、たくさんの地域で身近な店として人々に親しまれること、より多くの消費者に高品質、安価な商品を提供することを目指す。
手頃な価格、豊富なメニュー、味のすべてにおいて、利用者の評判も上々。国内市場の活性化、国内企業の支援という観点でも、ベトナムを代表する大手食品メーカーKIDOグループのF&B市場への進出と新ブランドの誕生を支持する声は多いようだ。
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