スタートアップの資金調達が好調

(C) Momo.

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)禍で外国直接投資(FDI)が鈍化する一方で、ベンチャーキャピタル(VC)の対越投資は好調だ。 
 
他の東南アジア諸国がCOVID-19対策で困難な局面にある中で、COVID-19の制御に成功したベトナムのアドバンテージは高い。2020年上半期の投資額は前年同期比22%減となったが、下半期には回復の兆しが見られた。

■ベトナムスタートアップがASEANで台頭
VCのDo Venturesによると、ここ最近の東南アジア主要6カ国における投資総額(確約ベース)のうちベトナムは16%を占め、シンガポール(37%)、インドネシア(30%)に次ぐ3位となっている。
シンガポールのスタートアップメディア「e27」 によると、COVID-19禍においてもベトナムでは多くのスタートアップが資金調達に成功している。これはベトナムスタートアップのビジネスモデルや創造力、潜在性が評価を得たことを示している。

■資金調達もオンラインで
デリバリーサービスのLoshipは、シンガポールのVulpes Investment Managementや、サウジアラビアのDAAL Ventures、Wealth Wellからブリッジラウンドの資金調達に成功した。
同社はCOVID-19禍で資金調達のプランを変更し、一度に大規模な資金調達をするのではなく、小規模ラウンドを繰り返し、投資家とはすべてZoom経由で交渉した。
資金調達額が大規模であれば、投資家は対面での交渉を求め、資金調達するまでの期間が長期化するリスクがある。その点、小規模ラウンドであれば投資家の決断も早まるという。
電子決済サービスを展開するMomoも、シリーズDの資金調達を初のオンラインで実施した。米ブルームバーグによると、Momoが今回調達した資金は1億米ドルに上るとみられる。
また電子商取引(EC)ソリューションのOnPointは、シリーズAで800万米ドルの資金を韓国、日本、ベトナムの投資家から調達した。
「e27」によると、COVID-19禍で経済が打撃を受ける中で、ベトナムのスタートアップは2021年には政府の支援策や新たな投資ラウンドなどでさらなる成長が期待できるという。

引用元:VnExpress 1月16日
※本記事はソースの翻訳情報のため、内容が変更される場合もあります。

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