企業の競争力、物流コストが課題

(C) NGOC THANG

11月26日、商工省およびハノイ市人民委員会、世界銀行(WB)の共催で「ベトナム物流フォーラム2020」が開催され、国際機関や企業など約550団体が参加した。

このフォーラムは2013年から開催され、年次開催の物流フォーラムとしては国内最大級となる。

■ベトナムのLPIは世界39位
WBによると、ベトナムの2018年の物流パフォーマンス指標(LPI)は、世界160カ国中39位で、2016年比で25位上昇し、東南アジア諸国連合(ASEAN)では3位となった。

■物流コストが競争力低下の原因に
チン・ディン・ズン副首相によると、近年で国内の物流インフラは大規模な整備が行われるなど著しい変化を遂げた。ベトナムの物流産業の年間成長率は12〜14%と相対的に高い。外部の物流サービスを利用する企業の割合は約60〜70%で、総物流コストは国内総生産(GDP)の約4〜5%に相当する。しかしベトナムの物流コストは依然として高く、それが製品コストを引き上げて国産品やベトナム経済の競争力を低下させる一因となっている。

■国際協定が試金石に
商工省によると、環太平洋パートナーシップ協定(TPP11=CPTPP)、EUベトナム自由貿易協定(EVFTA) 、東アジア地域包括的経済連携(RCEP) などの締結により、物流企業にも今後さらなる競争力の向上が求められる。しかし物流コストの課題は長年にわたり障壁となっている。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)で物流企業への打撃も大きい。商工省など管轄機関は、生産活動や輸出を促進してFTAを最大限に活用し、COVID-19による経済的な打撃を緩和して早期の経済回復を目指す。

物流コストの削減は、ベトナムが国際市場への参入を進める中で国内企業の競争力の向上につながるとして、政府や所轄官庁、企業などにとって重要課題となっている。

引用元:Sai Gon Giai Phong 11月26日/Thanh Nien 11月27日
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