オフィス市場が活況 ~Bクラス物件の人気が急上昇~

(C) Quynh Tran.

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)禍でオフィス縮小や郊外への移転が進む中で、国内のオフィス需要は好調だ。

■ Bクラス物件の需要高まる
コリアーズ・インターナショナル・ベトナム社によると、第3四半期のホーチミン市におけるオフィス物件の平均賃料は上昇し、Aクラス物件で前期比4.5%増、Bクラス物件で同11.5%増となった。前年同期比ではAクラスが0.2%減となる一方で、Bクラスは26.1%増と急騰した。Bクラス物件の月額賃料は1平米あたり約10ドルから48米ドル。

■ オフィス縮小、郊外移転が後押し
空室率(面積ベース)については、第2四半期に新規物件の供給がなかったこともあり、Aクラスで2%、Bクラスで5%にとどまった。
Bクラス物件の需要の高まりは、COVID-19の影響や、オフィス縮小、郊外移転のトレンドが相まってのもので、人気があるのは2区、5区、ビンタイン区、タンビン区。コストや交通アクセスなどの条件も整い、今後も需要供給の拡大が見込まれる。

■ ハノイのオフィス賃料はASEANで2位
一方、ハノイでは、ある不動産仲介企業によると、バーディン区のAクラス物件は1平米あたり26~45米ドル、ドンダー区で同22~30米ドル、ホアンキエム区で同27~46 米ドル。
ハノイのオフィス賃料はASEAN 域内ではシンガポールに次ぐ第2位で、稼働率は94%に達した。

■ 外国投資やFTAでオフィス需要が加速
サヴィルズ・ベトナム社は、国内でCOVID-19が抑制後に、ハノイにおけるオフィス市場の回復が期待できるという。第2四半期にはコスト削減のために多くの企業がオフィスを縮小、移転する一方で、外国直接投資(FDI)の大型案件の誘致や、自由貿易協定(FTA)の締結・施行が進むことでオフィス需要の加速が見込める。

引用元:VnExpress 10月1日
※本記事はソースの翻訳情報のため、内容が変更される場合もあります。

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