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ホーチミン市という街|ホーチミン市は東へ

ホーチミン市はベトナム最大の都市で、もともとサイゴンと呼ばれていました。南部の中心的な都市で人口900万人に達するアジアでも有数の大都会です。

かつての「東洋のパリ」

1平方キロメートル当たりの人口密度が4,400人(2019年)と世界でも有数の人口の稠密がみられます。ハノイが首都として政治的な中心地であるのに対し、ホーチミン市は経済・商業の中心地として栄えています。旧市街は「東洋のパリ」と呼ばれるフランス統治時代の影響が残る一方、ドイモイ政策実施以降に導入された外資で建てられた高層ビル群が目立つのもこの街の特徴と言えるでしょう。

大都市へ急成長中のホーチミン市

現地では様々なところでサイゴンという表現が使われています。ホーチミン市と呼ばれるようになったのはベトナム戦争終結後のことで、「ベトナム国民の父」である『ホー・チ・ミン』と分けるために、町の名前はホーチミン市またはホーチミン・シティと呼びます。現在、ホーチミン市は19区5県からなります。

ホーチミン市の気候

ホーチミン市は熱帯気候で、年間を通じた平均湿度は75%に達します。1年は雨季と乾季の2つの季節に分かれています。雨期には降水量が年平均約1,800ミリに達し、例年5月に始まり11月下旬に終わります。一方、乾期は12月から4月まで続きます。平均気温は28℃で、最高気温は4月下旬の日中に39℃に達する一方、最低気温は12月下旬の早朝に16℃を下回ることもあります。

主な行政区ごとの特徴

ホーチミン市の不動産と地下鉄予定路線図

1区(Quan 1)、3区(Quan 3)

1区や3区にはホーチミン市の主要施設があつまっています。商業・行政の中心地で、様々なデパートやスーパー、ブティックやレストランなどホーチミン市きっての繁華街と言ってよいでしょう。日本人街・レタントン通りがあるのも1区。慢性的な渋滞が発生しており、道路の狭さから大幅な改善は難しいと思われます。

現時点ではホーチミン市の中心街ですので、住宅、商業不動産共に他の地域と比べ価格が高くなっています。賃借人は比較的見つけやすく安定運用するにはよさそうですが、短期間での大きな利回りは期待できないかもしれません。

ビンタイン区(Quan Binh Thanh)

ビンタイン区は1区の北東側のサイゴン川沿いに位置しています。中心街に近く、割安な賃貸物件から高級物件まで幅広く探せるのがこのエリアの魅力です。実際に1区のオフィスなどに通勤するベトナム人や外国人が多く住んでいます。10年前にはThe ManorやSaigon Pearlなどが外国人が居住するコンドミニアムとして有名でしたが、現在ではCity Garden、さらにはVinhomes Central Parkなど選択肢が広がっています。Vinhomes Central Parkは総戸数10,000戸の大規模プロジェクトで、敷地内には病院や公園、Vincom Landmark 81などのショッピングモールも併設されているなど、外国人にとっても住みやすい環境となっています。

2区(Quan 2)

1区から見て、サイゴン川を渡った東側にある地域で、目下、開発が進んでいます。現在敷設が進められているホーチミンメトロ1号線や将来的には2号線も通る予定です。欧米系のファミリーが住むエリアとして人気があります。2019年時点、コンドミニアムの建設ラッシュにあり、An Phuエリアなどの比較的安価の物件から、Thu Thiemエリアの高級物件まで幅広く建設されています。

7区(Quan 7)

1区から見て南側にあるエリアです。ホーチミン市・日本人学校のほか、韓国人や台湾人の子女向けの学校があります。家族帯同の駐在員が多く住んでいる地域。近年の発展はめざましく、次々とコンドミニアムやオフィスビルが建設されているほか、デパートやスーパーなどのショッピング施設をはじめ、病院やゴルフ練習場も設けられています。

9区(Quan 9)

2区のさらに東側にある広大なエリア。ホーチミンメトロ1号線も9区まで開通予定。サイゴンハイテクパークも9区にある。VingroupがVinCityを計画しており、ホーチミン市の衛星都市として今後発展が予想されています。比較的安価な物件が多いですが、現時点では賃借人を探すのに苦労しそうです。長期的な運用を見据えるならおもしろい地域かもしれません。

ホーチミン都市鉄道の進捗状況

人口の急激な増加と経済発展に伴い、大気汚染と交通渋滞が社会問題化していることから、都市鉄道建設プロジェクトが浮上しました。このプロジェクトはベトナム国営のゼネコンと日本企業の共同事業体が受注したもので、現地での雇用創出も期待されています。

全部で7線区が計画されていますが、2019年末現在、1号線の建設が進められているほか、2号線の建設も2020年中に再開する見込みです。

ホーチミン都市鉄道1号線

ベンタイン~新東部バスターミナル間 19.7キロ(14駅)

2008年に着工、現在はベンタイン~スオイティエン間(16.7キロ)の2021年の開業が予定されています。

ホーチミン都市鉄道2号線

ベンタイン~タムルオン間 11.3km(11駅)

2号線(全長48km)のうち、ベンタイン~タンソンニャット国際空港~タムルオン車両基地間の11.3kmが先行開業に向けて工事が再開する予定です。

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